こんにちは!
年末にNHKで放送されたドラマ『岸辺露伴は動かない』はご覧になったでしょうか??
ジョジョの奇妙な冒険の実写は2回目で、1回目は第4部の実写映画化でした。
1回目の映画の評判があまり良くなかったからか、始まる前ネットでは
ジョジョの実写化は無理ってことはもう証明されたんじゃあないのか??
ええ!超楽しみ!!
配役とか完璧だし、今回は良さそう!
やめとけやめとけ!ジョジョは実写化とは付き合いが悪いんだ。
などとプラスとマイナスなイメージが半々だったような気がします。
しかし放送されてみると大成功と言っても過言ではない結果でした。
私もリアルタイムで楽しく拝見させていただきました!!
そこで今回は前回の実写映画と比べてどんな点が良かったのかを考察していこうと思います!
アニメ化してない話が二話あった
実写化というのはすでにアニメが存在する場合、それと比較されるものです。
映画が酷評されたのは、4部のアニメに比べると世界観が表現できていなかったことが原因の1つに なっているのだと思います。
しかし、第一話の『富豪村』はアニメ化されていましたが、第二話の『くしゃがら』と第三話の『D.N.A』はまだアニメ化されておらず、
アニメの方がよかった。。。
なんて言うことがそもそもできなかったんですね。
実際にアニメ化したら実写を超えるのか??
という議論がでてくる珍しいケースになりました!
不自然な会話にはなるが、ジョジョの世界観に合わせる方を選んだ
ジョジョは一度実写映画化をしています。
その時、ジョジョラー(ジョジョのファン)の私が思ったのは
めっちゃ普通に喋るし、なんかジョジョっぽくないな。。。
ということである。
漫画・アニメの世界のテンポを現実世界に持ってくるとおかしなことになるのは重々承知ですが、ジョジョのテンポは普通の漫画・アニメよりさらに変なんですよね。
アクションが少ない話だった
私はこれが1番の要因だと思いますね。
ジョジョの奇妙な冒険はバトル漫画で、第3部からはスタンドというものを駆使して戦います。
今回の『岸辺露伴は動かない』は4部のスピンオフ作品であるので、アクションシーンが多くなると思っていましたが、実写化に選ばれた作品がアクション少なめなものでした。
おそらく『岸辺露伴は動かない』のなかで一番人気のある話、「ザ・ラン」を選んでいたら結果は変わっていたかもしれないですね。
ただルームランナーで走っているだけなのに出せるあの緊張感は、漫画に特有のものだと感じるので、実写で表現するのは難しいんじゃないでしょうか?
アニメに携わっていた人が重要なポジションにつく
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の構成を担当していた小林靖子さんが今回の実写ドラマの脚本を書いていたのも成功の秘訣の一つだと思います。
やはり作品愛みたいなものは必要なんだと思います!
主人公の体格
今回の主人公は岸辺露伴で、演じたのは高橋一生さんでした。
前作の主人公は東方仗助、メインキャラに空条承太郎がいます。
それぞれ山崎賢人さん、伊勢谷友介さんが演じました。
両作品ともキャスティングは演技派の俳優で、顔も良く、文句の付けようはないですね!
しかしここで注目すべきは体格です。
キャラクター | 身長 | 体格 | キャスト | 身長 | 体格 |
岸辺露伴 | 175cm(YOROZU調べ) | 細形 | 高橋一生 | 175cm | 細形 |
東方仗助 | 185cm(公式) | がっしり | 山崎賢人 | 178cm | 細形 |
空条承太郎 | 195cm(公式) | 超ガッシリ | 伊勢谷友介 | 180cm | 細形 |
表にしてみました!
高橋一生さんは体格も身長もぴったりです。
前作の2人も適任といえば適任ですが、ボディービルダーみたいな体格のジョースター家(主人公の家系)には一歩及んでない気がしますね。
岸辺露伴は比較的実写化しやすいキャラクターであったのは確かです。
まあ、本当に幻覚が見えるようになって刑務所に入った伊勢谷さんが一番承太郎に近い気はしま・・・・
さて、次のページからは、ここから見えてくる実写化成功の条件について考察していこいうと思います!!