[共通テスト後]赤本はいつから使うべき?赤本の使い方、何年分解くべきかなどを徹底解説!

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受験、勉強

こんにちは!

今回は赤本の使い方について解説していきたいと思います!

二次試験は共通テストとは異なり記述式で、より実力が反映される仕組みになっているので、大学にはよりますが二次試験の点数の割合が大きい場合が多いです。

そして…二次試験の対策に必須となるのはやはり赤本ですよね!

これから来年、再来年と受験を控えた受験生に向けて、赤本に取り組む際のいくつかのポイントを、自分の経験から語りたいと思います!

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赤本の使い方

① やり始める時期

赤本の内容は大学の問題の出題傾向にもよりますが、国語以外の教科を除くと、授業で学んだ範囲を超えていたり、かなり前にやった内容であったりと、勉強を本格的に始めてすぐ手を付けるには難易度が高いです。

仮に6月頃から勉強を始めたとして、個人的には3か月程は問題を解くための基礎知識をつけることに費やすことになるかと思います。人間1回やった位ではものを覚えることなんてできません、自分なりの方法で焦らずに頭に入れていきましょう。

あくまで一例ですが、私は英単語の意味を覚えるときは、単語同士のつながり(同じ意味の単語、似たスペリングの単語)を整理したり、どんな時に使うかを日本語で考えてみたりするようにしていて、他教科も自分なりにどんなことが起こっているのかイメージをしながら覚えていました!

途中で一通り終わらせた内容を含む赤本の問題をやってみて実力を確認することで、「自分は着実に進んでいる」と自信をつけることが出来るので、それもいいと思います。

話は逸れましたが、まとめとしては

本格的に赤本を解き始めるのは9月頃をめどにして、そこに向けて事前に相応の実力をつける

ことが大切です!

② 赤本の解き方

最初の内は…

夏休み中に、ちょっと赤本をやってみたところと私は、

「全然できん」ということに気が付きました。

復習を終え、しっかり基礎ができていると思っていても、いざ問題に取り組むと、わかっていない部分、やったことのない部分が多かれ少なかれ出てきます。

「習うより慣れよ」という言葉があるように問題から得られる知識は、基礎的なことの勉強からは得られない特別な知識になります。

では最初はどのように勉強していけばいいの?ということですが、結論から言うと

ちょっとやって、答えを見る

ことがいいと思います。

「え!全部一気にやらなくていいの?」と思われるかもしれませんが、全く問題ないです。

結局のところ、いくら本番の状況に近づけてやっても最初の内は絶対にわからなすぎて嫌になります、多分(矛盾してますが)。ですから問題を見てどの方法で解くべきなのかがすぐに(3分以内くらい)頭に浮かんでこない内は、すぐに撤退して答えを見て、その問題の単元を復習してみるのが良いと思います。これを続けることで問題に慣れていけるはずです!

特に文理ともにある数学では、解答にはいくつかの解法があるので全ての解法に目を通しておくようにしておきましょう。

慣れてきたら

答えを見ながら数年分解いていくと、だんだんと問題に慣れてきて解くのにかかる時間が短くなってくると思います。

そうしたら次のステップに進んで見ましょう!

試験中にネックなのは、やはり時間です。いくら実力があっても、時間に追われた状況で実力を発揮できなくては点数を取ることはできません。

そこでやるべきことは…

制限時間を設けて問題をやってみるです。

予想通りでしたかね?

一教科だけでも、休憩を入れながら全教科通してやってみるのでもいいです。

とにかく集中力を持続させることができるように意識しましょう。                

二次試験に限らず、他の勉強の効率も上がってくるはずです!

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赤本は何年分解くべき??

赤本は大学の歴史によっては50年分とかあることがザラにあります。

第一志望の大学の場合

結論から言うと、

第一志望の大学なら何年分解いてもいいと思います。

普通に勉強になるし、その大学の癖みたいなものもあるので。

東大志望はマジで25年はノルマで解いているので、ありったけ解いてもいいと思います。

滑り止めの場合

問題はこちらですね。

滑り止めの大学の対策にはあまり時間を掛けれないのが現実だと思います。

しかし、大学の出題傾向を知らずにいくと、相当の実力差がないと受からないので、問題の傾向を知ってからいく必要はあります。

・大問が何個あるのか

・長文だけなのか、文法も出るのか

・傾斜配点はあるのか

などです。

逆に言えば、問題の傾向など、その大学の自分の受験する学部の傾向が分かる程度に解けば十分です!

私の経験としては、直近3年分くらいでいいと思います!

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赤本演習と共通テストとの兼ね合い

いつまでも二次試験の勉強もしてられません。

共通テストの勉強もしなくてはなりませんよね…そのタイミングは人それぞれだと思います。

共通テストは例年1月の中旬ほどです。共通テストの問題はマーク形式で、二次試験の問題とは違う「慣れ」が必要なってきます。特にリスニングは一回しか読まれないようになったため、より対策をするべきです。

私は2ヵ月前くらいから対策を始めるのがよいと思います。

直前になって焦らないように共通テストの形式にゆっくりと慣らしていくと、精神的にも効率的にも 負担を減らせます!二次と共テのバランスを少しずつ変えていくといいと思います。

試験が近づくと、余裕を持つことが難しくなります。「試験のプレッシャーのせいで問題に集中できない」なんてことも多くなってくることでしょう。そのプレッシャーを無くして万全の状態で試験に臨めるようにしましょう。

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最終準備 ~共通テストの後どうするか~

共通テストが終わると、結果によって一喜一憂することになると思います。

しかし、結果はどうであれ試験は終わっていません。

高得点をとれても失敗する人、低い点数から逆転する人は少なからずいるのです。

早いところ気持ちを切り替えて、二次の対策をしましょう。やる人はやっています。

「他の人はまだやっていないし…」という考えは捨てましょう。

如何に他人を乗り越えていくか が受験というものです。最後に受かるのはより多くの知識を持っている人です。そしてその手段は勉強以外にはありません。

目安としては30年分ほど解けているとよいと思います。徹底的に叩き込みましょう。

一生に数度とない全力を出し切るべきイベントです。

後悔するようなことは絶対にないようにしましょ

赤本の使い方まとめ

今回は赤本の使い方、時期ごとの勉強について自分なりの考えをまとめてみました。

所々個人の偏見もありますが、結局のところ言いたいのは

”全力で取り組もう”ということです。

勉強というのはやるだけ結果が出て、さらに正当に評価されるという平等な仕組みです。

自分の将来のため、単にいい大学に入りたい…等、理由は人それぞれですが、入れるかどうかに必要なのは努力だけです。

辛い戦いになるかもしれませんが、頑張ってください!!

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塾講師の経験から中高生に勉強のアドバイスを発信してます。
これまで多くの受験生を志望校に合格させてきた実績あり。
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